プロ家庭教師の授業法（指導法＆コツ）>▼国語）中学校で本物の国語力が身に付く授業とは？高校受験も合格

国語は答えが1つとは限らない科目のです。

そもそも文字を読んで感じたことは
人それぞれ違いますよね。
作者がどんな意味を込めて書いたとしても、
その意味を感じないならそれで良いと
私は授業でそう指導しています。

重要なのは自分がどういう点で
何をどう感じたのかを深く考え、
それらを文字や言葉にすることです。
つまりこれは表現力を鍛えることです。

これが中学校で国語を学ぶ最大の理由です。
高校受験に向けた勉強ではなく、
本来なら中学校の国語の授業はそうあるべきなのです。
あまりにも受験のためだけの授業になっているから
国語力のない生徒が急増しているんですね。

まぁしかし、だからといって高校受験で必須の
作者の意図を読み取る力も大切です。
作者が何を訴えているのかを
読み取る力も国語を学ぶ大きな理由です。


表現力と読み取る力鍛えること、
これは社会に出た時に相手が
何を言いたいのかを読みとったり、
自分の考えをより確実に相手に伝えたりと
上手くコミュニケーションを図ることに役立ちます。

単なるコミュニケーションだけでなく、
商談や大事な会議、プレゼン、子育て、
読書、書類作成、他にも様々な面で役に立ちます。

中学校の国語の先生の皆さんは
高校受験やテストで100点を取ることよりも
表現力を鍛える、読み取る力を鍛える
という意識と視点で授業をすると
国語嫌いの生徒でもわかり易い授業に
なることは間違いありません。

時間は少々かかりますが、
その方が高校受験でも高得点を
採れる国語力が身に付きます！